「ビジネスプロセス改革」(BPR:Business Process Re-engineering)や「働き方改革」の推進による
労働生産性の向上がますます求められ、集約化や標準化による業務改善が進められています。
しかしながら、人手による定型作業もまだまだ多く、コア業務にリソースを集中させるためにさらなる改善が必要になっています。
また、AIやRPA、IoT、ローコード・ノーコード開発、5Gなど、新たな技術が日々進化する中、
期待と共に「自社に合った仕組みは?」「何から始めれば良いのかわからない」といったお困りの声をお聞きしています。
リコージャパンでは、業務を可視化してAIやRPAはもちろん、
デジタルを活用して定型業務の自動化など、社員の業務生産性向上を目指したさまざまな業務改善に取り組んでいます。
2009年頃、リコーグループの商品カタログの約97%がオフセット印刷の外注でした。そのため、必要なカタログはまとまった数量で受発注する運用となっており、受注側の印刷センターと発注側の営業拠点では大量のカタログ在庫を持っていました。
そこで、カタログ記載内容の変更や新製品への切り替えなどによる在庫廃棄や、保管費用のロス削減を目指し、カタログ生産方式の見直しを始めました。