お客様導入事例 株式会社 エイト日本技術開発 様 ネットワークの一括管理と遠隔サポートにより、低コストで管理・運営の負担を軽減

目次

  1. 概要:ネットワークの一元管理で保守運用の負担軽減へ
  2. 課題と効果
  3. 導入の背景:オフィス移転を機にネットワークの保守サービスを導入
  4. 導入の経緯:生産性向上に向けたフリーアドレス制へ
  5. 導入の効果:ハイブリッドワークの実現に向けた環境構築/Merakiダッシュボードで一元管理を実現
  6. お客様プロフィールと導入製品

概要

ネットワークの一元管理で保守運用の負担軽減へ

創業70年の歴史を持つ建設コンサルタントとして都市計画から防災まで幅広いインフラ分野の課題解決に取り組んでいる株式会社エイト日本技術開発様では、オフィス移転を機にハイブリッドワークの導入推進と同時にネットワーク環境を一新しました。RICOH システムサポートサービス(SSSv3)でCisco MerakiとCisco Catalystを導入し、ネットワークの一元化や保守管理の生産性向上、業務負担の軽減を実現しています。

課題と効果

課題

  1. 新しい働き方のために、オフィス全域で無線接続ができる環境が求められた
  2. ネットワークの一部が部門の管理だったが、一元管理の環境へと更新したかった
  3. 保守管理の負担軽減と同時に、運用コストを抑制して全国の拠点へと展開したかった

効果

  1. 全フロアでWi-Fi™に接続でき、快適に業務が行えるネットワーク環境になった
  2. ネットワークの一元管理が実現し、システムの保守管理の負担が軽減された
  3. 保守管理のコストが削減され、各事業所への導入展開の道筋がついた

導入の背景

オフィス移転を機にネットワークの保守サービスを導入

株式会社エイト日本技術開発様は、東京のオフィス移転に伴いネットワークの一元管理を推進するため、リコージャパンの『システムサポートサービス(SSSv3)』を導入されました。移転に携わった同社取締役常務執行役員の神野洋様と、東京本社情報システム室主査の鈴木智由様に、オフィス移転とサービス導入の経緯について伺いました。同社が採用したリコージャパンのシステムサポートサービス(SSSv3)は、リコージャパンで構築・導入したシステムを対象に、稼働支援や復旧支援、運用代行をチケット制で提供する保守サービスです。

導入の経緯

生産性向上に向けたフリーアドレス制へ

エイト日本技術開発様の東京オフィスでは、新オフィスへの移転時に、ハイブリッドワークの導入とネットワーク環境の再構築を推進しました。その前段には、埼玉県内へのサテライトオフィスの設置がありました。
「さいたま市内に北関東支店を移転した際、他事業所の職員が利用できるサテライトオフィスにしました。通勤時間の短縮が生産性の向上に必要と考えたからです。東京オフィスでは、生産性の向上に加え、総合建設コンサルタントとしての災害発生時の初動対応がさらに重要となります。首都直下地震が想定される中で、ビルの免震構造や停電時バックアップなどの設備を踏まえて、移転先を選定しました。東京オフィスの約350人の従業員が新しい働き方を実践することになりました」(神野様)

株式会社 エイト日本技術開発
取締役常務執行役員
神野 洋 様

移転を契機にハイブリッドワークを導入するため、東京オフィスではフリーアドレス制の導入が決定されました。「ハイブリッドワーク導入には、全PCのノートPCへのリプレイスと同時に、ネットワークの構築が非常に重要になるため、この2つを柱として推進しました」(鈴木様)

株式会社 エイト日本技術開発
東京本社情報システム室 主査
鈴木 智由 様

導入の効果

ハイブリッドワークの実現に向けた環境構築

「従来はデスクトップのワークステーションで各種CAD作業や演算を行っていましたが、 移転のタイミングでほぼ全台をノートPCにリプレイスしました。以前のオフィスではアクセスポイントをはじめ各部門で管理する機器がありましたが、会社として、モダンで統合的な管理が必要でした。そこで、新たなネットワーク環境の構築を検討すると、保守費用の課題も出てきました」(鈴木様)
アクセスポイントは、他事業所で導入実績のあったCisco Merakiを採用。ネットワークスイッチには直感的なインターフェースで統合管理が可能なCisco Catalystを採用しました。管理の負荷を減らすため、オンプレミスの機器を同時に管理できることも必要とされました。各種の保守サービスを検討された結果、コスト面と運用面のメリットを評価され、リコージャパンのシステムサポートサービス(SSSv3)の導入に至りました。

システムサポートサービスの導入で、ネットワークの一元管理と保守運用の負担軽減を実現

情報システム部門をリコージャパンのエンジニアがリモート診断、お問い合わせ対応、オンサイト対応でサポートするシステム概念図。

Merakiダッシュボードで一元管理を実現

事業所全体の移転作業の中、構築から運用開始までの猶予期間は約2か月半でしたが、トラブルもなく新たなネットワーク環境の運用が開始されました。「一般的な移転では、ネットワーク設定を変えずに移転することも多いと思います。今回はハイブリッドワークの導入に伴い、ノートPCやスマートフォンなど接続機器数も増えるため、ネットワーク設定も新たに設定し直しました。これまでと異なり、ネットワーク機器をMerakiダッシュボードの管理画面で確認できて大変便利になり、トラブルなく普通に使えることが当然となりました」(鈴木様)
「本当に短期間ですべての課題を解決してもらえました。運用後の社内の苦情もなく、本当に感謝しています」(神野様)
同社は今回のオフィス移転とネットワーク構築を、全国の拠点へと展開する重要な試金石として位置づけてきました。今後は全国の各オフィスで充実したハイブリッドワークを実現するため、東京オフィスの導入経験や実績をもとに、各種の環境構築を推進していく予定です。

ダッシュボードの管理画面でネットワーク機器の一元管理を実現されました。

お客様プロフィールと導入サービス

お客様情報

企業情報

会社名
本社所在地 東京都中野区中野2-24-11 住友不動産中野駅前ビル
設立 1955年3月
従業員数 1058名(2024年6月1日現在。役員含む)

創業70年の歴史を持つ建設コンサルタントとして、都市計画から防災まで幅広いインフラ分野の課題解決に取り組んでいる。全国57拠点で調査・設計・計画など多様な業務を担い、社会インフラの整備に貢献している。

導入サービス

マネージドITサービス

  • 本ページに掲載されている情報は、2025年1月現在のものです。

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