RICOH ProcessDirector

数百から数万通におよぶ、DMや請求書の印刷ファイル。
RICOH ProceseDirectorは、印刷ファイルに含まれる1通1通のドキュメントを識別し、各工程を通して管理。
ドキュメント・プロダクション・エコシステムのコンセプトの下、強力なデータベースと堅牢なワークフローエンジンおよび、すぐに使えるプログラム群により、基幹業務印刷と印刷サービスに欠くことのできない統合的なワークフロー管理を実現します。
また、BIツールと連携した「見える化」により、的確な分析と業務改善を可能にします。
エコシステムとは、「生態系」意味する英単語。ビジネス分野では、互いに独立した企業や事業、製品、サービスなどが相互に依存しあって一つのビジネス環境を構成する様子を生物の生態系になぞらえてこのように呼ぶことがあります。そして、下図で表現するのは、ドキュメントに関わるプロダクション・プリンティングのエコシステムです。RICOH ProcessDirectorは、その中核ソリューションとして提供され、集中管理を司る統合ワークフロー管理システムに位置付けられます。このコンセプトの下、プラグインアーキテクチャーによる柔軟性で、ADF(Automated Document Factory)や、Book OnDemandといったソリューションを提供できるのが、RICOH ProcessDirectorの特長です。
システムズ・アーキテクチャーの方向性は、 SOAを目指しつつも、レガシーシステムやSaaSが併存するAPIエコノミーへと、移り変わってきました。SOAPとRESTの両方のWebサービスプロトコル、および共通コマンドをRICOH ProcessDirectorは、オプションでサポートし、クラウド化への流れにも対応してきました。ユーザーインターフェースやレポートフィーチャーにもREST APIが実装されており、iPaaSなどによる連携だけではカバーし得ない印刷基盤としてのシステム要件を包含しつつ、そのベンダーニュートラルな接続性が強みとなっております。
上流システムとは多様な連携機能を持ち、入力ファイルのグルーピング処理も行えます。接続したプリンターとの間では、JMFやIPDSによるジョブ印刷制御に加え、SNMP V3によるデバイス状況把握もできます。更に、メールによる配信、PDF保管、電子帳票システム連携などマルチチャネル出力にも対応します。その他にも、印刷物のバーコード管理、後加工機とのJDF連携や、メールの封入管理、セカンダリーサーバーによる処理能力の拡張、レポート機能によるBIツールと連携した見える化など、プロダクション・ワークフローをエンド・ツー・エンドで支える豊富な機能を提供します。
各種データのスコアボードを表示し、オペレーターに容易な判断材料が提示できます。
* ワークフローのステップで動かすプログラム毎に用意された実行のひな形。
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