デジタルサイネージとは、駅や店舗、オフィスなど、屋内外にディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムです。
企業内のエントランスやエレベーターホールなどにも導入が進んでいますが、設置場所の一つに社員食堂があります。社員食堂の入口や内部に設置し、利用する社員向けに有益な情報を配信しています。
「今日のランチメニュー」などその日のメニューを配信することで利用者を惹きつけます。
食堂メニューのうち、すでに売り切れているメニューを告知することで利用者の利便性を図ります。
社員食堂内に設置したサイネージに、全社員へ周知したいトップメッセージなどの情報を配信します。
社員が参加するクラブ活動に関する試合結果や表彰の様子などを周知します。
食事をしながら気軽に確認でき、くつろげるコンテンツを配信します。
クイズなど楽しみながら視聴できるコンテンツを配信します。
【関連コラム】
企業が社員食堂にデジタルサイネージを導入するメリットや見込める効果をご紹介します。
社員食堂は多くの社員が利用します。サイネージの設置場所が食堂の入口であれば、メニューを選んでいるときや並んでいるときに一定時間滞留しますし、席の近くであれば食事中に一定時間滞留します。そのため、社員食堂はサイネージによる情報発信に最適な場所といえます
食堂が混雑しているときでも、比較的大きなディスプレイや天井から吊り下げるタイプのディスプレイであれば、広範囲に訴求力の高い情報発信が可能になります。場合によっては混雑緩和にも貢献できるでしょう。
食事をしながらくつろぎのコンテンツを流すことで、仕事の息抜きにつながります。小休憩をはさむことで生産性が向上するという考えのもとで積極的に社員にリラックスできる場所の提供をする企業も出てきています。その際に社員食堂でのデジタルサイネージ導入は有効と言えます。
クラブ活動やレクリエーション情報などを発信することで、共通の話題が生まれ、社内コミュニケーションの促進も期待できます。
写真付きメニューをサイネージで発信することで、従来のような入口に設置する食品サンプルの用意が不要となり、コスト削減が期待できます。
実際にデジタルサイネージを社員食堂に導入したことで課題を解決した企業の事例をご紹介します。
二輪車やパワープロダクツの各種部品の生産加工から完成車組立まで一貫して行っている本田技研工業株式会社 熊本製作所は、広大な工場の隅々まで効率的に情報を届ける方法やニューノーマル時代に合わせたコミュニケーションを活性化する方法を模索していました。
広大な生産拠点の隅々まで情報を届けるためにデジタルサイネージを導入。休憩所を中心に2カ所ある食堂など、計43台設置しました。食堂には入口と内部に設置しています。
健康促進、レクリエーション活動、部活動、食堂メニュー、ニュースや天気予報を配信しています。
導入後のアンケート結果によれば、工場内の交流が深まったと多くの従業員が回答し、社内コミュニケーション活性化の効果が出ました。
【導入事例】
動物用医薬品の研究開発・製造・輸入・販売を一貫して行っている日本全薬工業株式会社は、全社的なコミュニケーションの活性化、本社からの遠隔配信、社内報やイントラネットとの相乗効果が期待できるツールの必要性などの課題がありました。
社内向けの情報発信ツールとして、全国8拠点、合計16台を社員食堂などの社員がアクセスしやすい場所に導入。本社のPCから一括管理して運用しています。
事業所からのお知らせや、イベント情報を配信したほか、デジタルサイネージと連動させたフォトコンテストを実施しました。
本社・拠点間の情報交流に加え、全国に広がる拠点間の横のつながりも生まれ、全社的なコミュニケーション活性化につながりました。また動画コンテンツにより訴求力を高めることにも成功しました。
【導入事例】
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などをわかりやすくまとめた“デジタルサイネージ まるわかりガイド”をご用意いたしました。
ぜひご一読ください!
デジタルサイネージとは
コンテンツ配信の3つのパターン
4つの活用法
業種・業態別活用例
リコーのデジタルサイネージのご紹介
(特長、導入に必要なもの、コンテンツ配信の流れ、機能紹介)
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