簡単操作ガイド

はじめに

Ridoc Ez Installer NX でできること :プリンタードライバーの設定値(両面/集約やカラー/モノクロ等)をプリセットして配布するためのインストールパッケージ(以降、パッケージ)を作成することができます。また、ドライバー情報を画面で確認することができます。

  • この簡単操作ガイドでは、基本操作として、1機種分のドライバーインストールパッケージを作成する手順をご案内いたします。 詳しい使い方はRidoc Ez Installer NX 操作ガイドを参照してください。Ridoc Ez Installer NX 操作ガイドはインストールしたフォルダーの「manual」フォルダ内に保管されています。

起動時、4つのウインドウが表示されます。

  • 各項目の具体的な操作手順は下記操作手順に記載しています。

用語説明

項目 説明 画面での作業 Windows上のプリンタープロパティの用語* 当ガイドでの設定例
ドライバー名 パッケージを作成する機種のドライバーの名称です。
下記がプリンタードライバーの名称です。
機種名+地域+ページ記述言語の種類
  • 機種名:ご導入いただいた機器(機種)の名称となります。
  • 地域:日本向けは「JPN」となります。
  • ページ記述言語の種類:「RPCS」「PS」「PCL」等となります。
選択 モデル RICOH MP C8002 JPN RPCS
ドライバー
登録名
Ridoc Ez Installer NXに追加するドライバーを管理するための名称です。
作成者が任意の名称をつけることができます。
複数の機種やドライバーの種類、異なるバージョンのドライバーが追加できますので、後で判別しやすい名称を設定してください。
例は「機種名+ドライバーのバージョン」の設定となっています。
入力 MP C8002 JPN RPCS V1.12.0.0
機種名
パッケージを作成する複合機/プリンター(機種)の名称です。
ご導入いただいた機器(機種)の名称となります。
選択 プリンターモデル MP C8002 JPN
印刷設定
登録名
Ridoc Ez Installer NXに追加する印刷設定を管理するための名称です。
作成者が任意の名称をつけることができます。
モノクロ印刷用や強制両面集約印刷用など、印刷設定を保存することができます。
後で判別しやすい名称を設定してください。
入力 モノクロ印刷
機種登録名
(プリンター名)
作成したパッケージのインストールによって利用者のPCに作成されるプリンターアイコンの名称です。
作成者が任意の名称をつけることができます。
利用者がアプリケーションから印刷する場合に選択するプリンターの名称となりますので、
利用者にわかりやすい名称を設定してください。
入力 プリンター名 総務1号機
IPアドレス
/ホスト名
パッケージを作成する複合機/プリンターのネットワークアドレスです。
IPアドレスまたはホスト名を設定します。両方設定すると「IPv4アドレス」が優先されます。
入力 ポート名 192.168.10
保存先
作成したパッケージの保存先のフォルダー名です。
デフォルトはRidoc Ez Installer NXがインストールされたフォルダー内の「Users_Package」となります。
入力 または 選択 Uses_Package
  • *
    Microsoft Windows 7での表記です。
    Microsoft、Windowsは米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

操作手順

作成の流れ(5つのステップ)

①事前準備

パッケージを作成するプリンタードライバーをリコーWebサイトからダウンロードしてください。

②ドライバーの追加

「ドライバー管理」画面でパッケージを作成する機器のドライバーを追加します。ビューを最大化してお使いください。

(ビュー切替画面でドライバー管理をクリック)

STEP1

「ドライバー管理」画面で[ドライバー追加]をクリックします。

STEP2

ドライバーが保存されているフォルダーを選択します。

「ドライバー登録」画面で[参照]をクリックし、追加するドライバーが含まれるフォルダーを選択します。

選択後[検索開始]をクリックします。

STEP3

追加するドライバーを検索します。

「検索結果」から追加する「ドライバー名」を選択し、[開始]をクリックします。

STEP4

Ridoc Ez Installer NXに追加する「ドライバー登録名」は、デフォルトでは「OEMSETUP.INF」等になっています。

STEP5

「ドライバー登録名」をあとで判別しやすい名称に変更します。

変更後[次へ]をクリックします。

STEP6

設定した内容でドライバーの追加を行います。

[終了]をクリックします。

STEP7

ドライバーの追加が完了です。

③印刷設定の作成

「印刷設定管理」画面で、機器毎に使用する印刷設定を作成します。作成時に印刷設定名を指定します。

(ビュー切替画面で印刷設定管理をクリック)

STEP1

「印刷設定管理」画面で[印刷設定を追加]をクリックします。

STEP2

印刷設定を追加する[機種][ドライバー名]を選択し[OK]をクリックします。

STEP3

[新規に作成する]を選択し[OK]をクリックします。

  • 「外部ファイルを取り込む」プリンタードライバーの印刷設定をファイル出力し、出力したファイルを取り込んで利用することができます。
    詳細は操作ガイド「3.5 印刷設定ファイルを追加する」をご覧ください。

STEP4

印刷設定を指定し、保存します。

設定値を変更したら[保存]ボタンをクリックします。

設定値を変更する場合、[閉じる]ボタンをクリックします。

STEP5

「印刷設定登録名」を入力し[OK]をクリックします。

STEP6

印刷設定の作成が完了です。

④機器情報の追加

「機器ビュー」画面で、パッケージを作成する機器を追加します。ここで機器登録名(プリンター名)を指定します。

(ビュー切替画面で機器ビューをクリック)

STEP1

「機械ビュー」画面で[機器の追加]をクリックします。

STEP2

「機器登録名」を設定します。

デフォルトで「New Device」と設定されています。機器登録名はプリンター名となります。利用者にわかりやすい名称を設定してください。(②)

STEP3

「IPv4アドレス」(または「ホスト名」)を設定します。

両方設定した場合「IPv4アドレス」が優先されます。(③)

STEP4

[機種名]のボタンをクリックします。(④)

STEP5

機種を選択します。

ドライバー名を選択し、表示される機種を選択します。

選択後[OK]をクリックします。

STEP6

「機種名」が設定されていることを確認し、[OK]をクリックします。

STEP7

機種情報の追加が完了です。

⑤パッケージの作成

「機器ビュー」画面で、パッケージを作成します。

(ビュー切替画面で機器ビューをクリック)

STEP1

パッケージを作成する対象の機器登録名を選択します。

複数のパッケージを1つのパッケージにする

「パッケージ一括インストーラー」の詳細は操作ガイド

「3.6.3パッケージ一括インストーラーを作成する」をご参照ください。

STEP2

[インストーラーパッケージの作成]をクリックします。

STEP3

パッケージの設定を行います。

設定後[OK]をクリックします。

STEP4

パッケージの保存先を指定します。

デフォルトでは「Users_Package」です。

指定後[フォルダーの選択]をクリックします。

STEP5

パッケージを作成します。[開始]をクリックします。

STEP6

パッケージ作成が完了です。

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