日本 - ソリューション・商品サイト
これからのビル、オフィス、そして働く人たちに
ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）を
お客様のその“建物”、数十年先の未来まで使い続けられますか？
近年、不安定な社会情勢やエネルギー価格の高騰、そして頻発する自然災害などにより、
これからの建物には、これまで以上に“未来まで安心して使い続けられる自立した強さ”が求められています。
もし、オフィスビルの新築や改修をご検討中であれば、この機会にエネルギーコストの削減や快適性の向上、
そして、災害時の電力確保や避難所としての役割まで見据えた
“企業と働く人々が安心できる建物づくり”を
共に目指してみませんか？
働く人のために持続可能な環境を実現する
ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）
ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）とは、快適な室内環境を保ちながら、建物が1年間に消費する一次エネルギーの収支を実質ゼロにすることを目指した建物のことです。高断熱・高気密な構造や高効率な設備の導入などにより、ZEB化を実現することで、電気代やガス代などのエネルギーコストを大幅に削減することも可能です。さらに、再生可能エネルギーの活用や、災害時の一定の電力確保が可能となるため、BCP（事業継続計画）対策としても有効です。
ZEB導入における5つのメリット
Merit01 省エネ
高効率な設備導入や再生可能エネルギーの活用により、エネルギー消費量を大幅に削減。光熱費などの運用コストを抑えることができます。
Merit02 快適性
高断熱・高気密化や自然光を活かし、快適なオフィス空間を実現。従業員の働く環境が改善され、生産性向上につながります。
Merit03 社会貢献・サスナテナブル
CO2排出量の削減や再生可能エネルギーの活用により、環境負荷を軽減。地球温暖化対策やSDGsの達成に貢献します。
Merit04 BCP対策
太陽光発電や蓄電池など創エネ・蓄エネ設備の導入により、災害時のエネルギー供給を確保できるため、BCP対策としても有効です。
Merit05 企業価値向上
環境に配慮した企業として社会的評価が高まり、顧客や投資家からの信頼向上やブランド価値の強化につながります。また、不動産価値向上も期待できます。
リコージャパンが考えるZEBとは？
建物内で消費する一次エネルギー収支を実質ゼロにする
ZEB認証の取得は、これからの未来を担う“建物”にとって、
欠かすことのできない重要な第一歩です。
しかし、リコーが目指すのは、その先にある価値。
“建物”は、何十年にもわたり、人の営みを支え、
共に成長する存在であるべきだと、我々は信じています。
そこに活きた“人”がいなければ、建物はただの“容れ物”にすぎません。
私たちが追求するのは、単なる省エネ建築ではなく、
そこで働く人々の快適さや健康、
つまり“ウェルビーイング”まで見据えた環境づくりです。
人が心地よく働ける空間こそが、ZEBの真の価値であり、
リコージャパンは、この目標を「使命」として取り組んでいます。
建物とそこで働く人を共に大切にし、持続可能で豊かな未来を築くために。
私たちは挑戦を続けます。
- 注）ウェルビーイングとは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを指し、単なる健康状態にとどまらず、
幸福感や満足感、生活の質など、より包括的な意味を持つ概念です。
ZEB化支援から、エネルギーマネジメント&ワークプレイスまでの
一体的な仕組みづくり
リコージャパンでは、新築や改修においてZEBを目指す際、ZEBプランニングだけでなく、企画段階から運用時のエネルギー活用（エネルギーマネジメント）や、働き方（ワークプレイス）まで一体的に検討しています。エネルギー効率の最適化と、そこで働く人にとっての快適な環境づくりの両立を早期から見据えることで、コスト的なメリットはもちろん、より効果的かつ効率的にZEBの価値を最大化できると考えています。
- ZEBプランニング
- お客様のご要望を踏まえた上でZEB認証を目指し、お客様の目線に立ってコンサルティングいたします。ZEB認定のための機材選定から、ビルの設計、空間のレイアウトまで行ないます。
-
- エネルギーマネジメント
- 複合機やICT領域で培ったノウハウを活かし、エネルギーの見える化や自動制御、業務効率化を実現。業務のスマート化（DX）と連動させることで、ZEB効果を維持するとともに、さらなる省エネを目指します。
-
- ワークプレイス
- ICTや働き方改革に関する豊富なノウハウをもとに、快適性と生産性を両立したオフィス空間の設計を支援。ZEBの価値を最大化し、ウェルビーイングを目指します。
-
さらに、ZEBプランニングからワークプレイスまでを支える
全国拠点&多業種対応の実績
リコーは、全国対応の営業・サポート体制を持ち、多業種に向けてさまざまなソリューションをご提供してきました。そのため、製造業、福祉施設、教育など多くの分野で、用途に応じた最適なZEB提案が可能です。また、ZEBプランニングの初期段階から、補助金申請など細かな領域まで、一貫してサポートいたします。導入後も、安心して長期運用いただける体制を整えています。
リコージャパンの強みを活かした独自のZEB化支援
ZEBプランニングからZEB認証
リコージャパンが取り扱っている省エネや創エネの設備および機器の中から、お客様に最適なものを選定し、ZEB認証の取得を目指します。
- 現在、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、
『ZEB』、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Orientedの
4段階のZEBが定義されています -
- ご希望の段階に応じて、省エネ・創エネなどお客様のご要望をお聞きし、
リコージャパンで取り扱っている商材などから、最適な機器選定や導入支援をいたします -
ZEB認証に欠かせない空調・照明制御などの導入、運用支援-
リコーグループのノウハウを活かし、お客様の仕事の進め方に適した空調・照明制御をご提案します。デマンドコントローラーや人感センサーなどを活用して、さらなる省エネを進め、ZEB認証を目指します。
<関連ソリューション>
ZEB計算とは、建物の一次エネルギー消費量を算出し、ZEBの実現可能性を評価するプロセスです。これは、ZEB関連の補助金申請にも必要となる重要な工程です。
リコーグループでは、専門知識が求められるこのZEB計算をサポートし、ZEB基準の達成可否を的確に確認いたします。
図面作成
CADにて図面作成
WEBPROへ入力
必要な数値や情報を抽出し、WEBPROへインプット
ZEB計算結果出力
エネルギー消費性能プログラムへ投入後、計算結果をレポート形式で出力
制度に精通したZEBプランナーが、補助金交付に必要な各種プロセスを一貫してサポートいたします。要件の確認から申請書類の作成支援、申請手続き、採択後の交付申請や実績報告まで、安心してお任せいただけます。
ZEBで実現した省エネ・創エネの効果を一時的なものにせず、継続的に維持および最適化していきます。リコージャパンでは、日々の運用を支えるシステムや設備の導入、災害時も見据えたBCP対策まで幅広くサポートしています。
〈ご提案できる施策〉
- デマンドコントローラー
- 太陽光発電の余剰電力活用
- 夜間電力の活用
- 再生可能エネルギー電気の購入支援
- BCP対策室の設置
- 災害時の近隣住民支援
ZEB化による快適な建物環境を最大限に活かすには、働く空間=ワークプレイスの最適化も欠かせません。リコージャパンでは、ICT機器の導入から空間設計、業務効率化や感染症対策まで、オフィス全体のパフォーマンスを高める提案を行なっています。
〈ご提案できる施策〉
- フリーアドレスオフィス設計
- 最適照明プログラムの導入
- デスク配置の最適化、感染症対策
- PCキッティングと設置サービス
- ネットワーク構築支援
- ペーパーレス化
- セキュリティエリアの設定
リコーグループのZEB化支援の流れ
ZEB化支援は、リコージャパンだけでなく、リコーグループ一体で進めます。
お客様のご要望やご状況に応じたプランニングの策定から施工はもちろん、導入後の運用フェーズまで丁寧にサポート。
ZEB導入後もお客様に長く寄り添いながら、継続的に最適な改善提案を行ないます。
POINT
-
自社のZEB化実績を活かし、実際にZEB化したワークプレイスで働く自社社員の声を長期的にヒアリングおよび解析できるため、STEP1からSTEP5まで実体験に基づいた効果的なソリューションの提供が可能です。
ZEBの相談
ZEBや建物の省エネ化などについて、まずは営業担当までお気軽にご相談ください。
ZEBプランニング
ZEB化に向けた計画立案や設計支援など、各種コンサルティング業務を請け負います。ZEB計算や、補助金申請、実績報告まで幅広くサポートいたします。
ZEB関連の機材選定
ヒアリングを重ね、最適な機器やシステムを選定。設定した省エネ率の達成を目指します。
建築設計、設備設計
空調、照明、給湯、換気など、建物内で使用するエネルギーを最小限に抑えるために、建築や設備の設計を進めていきます。
施工
設計に基づき、設備の導入を実施。お客様が希望される地元企業様との連携なども臨機応変に対応可能です。
運用後も、さらなる省エネ向上をサポート
RICOH Smart MESなどを導入されたお客様には、機器の稼働状況やエネルギーの使用状況を把握することで、運用に最適な改善策をご提案できます。また、再生可能エネルギーを活用した電力プランのご紹介も可能です。
これまでZEB化したリコージャパン事業所一覧
リコージャパンでは、新築から改修まで、各段階のZEBを自社事業所で実現しており、
ZEBを検討されているお客様には実際の建物を見学いただくことをお勧めしています。
事業所ごとに設備やコンセプトが少しずつ異なるため、お客様の目的に合った建物をご案内するなども可能となっています。
POINT
-
自社でのZEB化の実践を通じて得た知見を活かし、ワークプレイスにおけるエネルギー運用の最適化までを視野に入れた長期的な検証・改善（PDCA）が可能です。
『ZEB』（新築）
和歌山事業所（2020年6月）
帯広事業所（2021年11月）
宮崎事業所（2022年2月）
Nearly ZEB（新築）
岐阜事業所（2019年3月）
熊本事業所（2020年3月）
上田事業所（2021年9月）
つくば事業所（2022年2月）
東濃事業所（2023年2月）
郡山事業所（2023年12月）
所沢事業所（2024年5月）
ZEB Ready（新築）
明石事業所（2020年4月）
掛川事業所（2020年7月）
大舘事業所（2021年4月）
松本事業所（2023年4月）
福井事業所（2023年12月）
秋田事業所（2024年11月）
ZEB Ready（既設）
御殿場事業所（2022年3月）
松江事業所（2024年4月）
- 注）御殿場事業所は、リコーの事業所になります。
リコージャパンのZEB自主行動計画
リコージャパンは、2025年度までに自社が受注する
「新築・既存建築物の省エネプランニングに関わるコンサルティング業務」において、
ZEB建築物の割合を50%以上にすることを目標としています。この目標に向け、以下の取り組みを実施します。
- 1. ZEBの認知向上と認証取得の促進
ZEB認証を取得した自社事業所で見学会を開催し、お客様にZEBの意義や効果を実感していただきます。新築や改修の際には、ZEB化を積極的にご提案します。
- 2. ZEB認証に向けたご提案
新築や改修を考えるお客様に対し、ZEB認証取得を見据えた省エネ機器やソリューションをご提案およびご支援します。
ZEB コンサル実績（2022年度から2024年度）
ZEB コンサル実績（2024年度）
| 延べ床面積 | 件数 | 受注率 | |
|---|---|---|---|
| 新築 | 300㎡未満 | 0件 | 0% |
| 300㎡以上2,000㎡未満 | 2件 | 100% | |
| 2,000㎡以上 | 0件 | 0% | |
| 改修 | 300㎡未満 | 0件 | 0% |
| 300㎡以上2,000㎡未満 | 1件 | 100% | |
| 2,000㎡以上 | 0件 | 0% |
ZEB コンサル実績（2023年度）
| 延べ床面積 | 件数 | 受注率 | |
|---|---|---|---|
| 新築 | 300㎡未満 | 0件 | 0% |
| 300㎡以上2,000㎡未満 | 2件 | 100% | |
| 2,000㎡以上 | 0件 | 0% |
ZEB コンサル実績（2022年度）
| 延べ床面積 | 件数 | 受注率 | |
|---|---|---|---|
| 新築 | 300㎡未満 | 0件 | 0% |
| 300㎡以上2,000㎡未満 | 2件 | 100% | |
| 2,000㎡以上 | 1件 | 100% |
ZEB化支援のよくあるご質問
Aはい、もちろんです。ZEBの基本的な考え方や仕組みについても、分かりやすくご説明いたします。初めてのご相談でも問題ございませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Aリコーグループが一体となってご支援いたします。ZEB化の計画立案から設計支援、補助金申請、施工・運用に至るまで、ほぼすべてのフェーズでご支援可能です。お客様の状況に応じた最適なサポートをご提供いたします。
A進捗状況に応じてご対応可能です。設計の進行度や決定事項などを確認の上、ZEB化の可能性を検討いたします。まずはお気軽にご相談ください。
Aはい、可能です。同様のケースでも多数の実績があり、ZEBコンサルティングのみのご依頼も承っております。安心してご相談ください。
Aもちろんご相談いただけます。ZEB化を検討されている建物の図面などを拝見しながら、必要な対応や進め方について具体的にご説明いたします。
Aはい、ご安心ください。まずは現状の性能を調査し、ZEB化が可能かどうかを含め、最適な方法をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。
Aはい、国が実施するZEB関連の補助金制度があり、ご活用いただくことが可能です。対象となる建物が新築か既存建物の改修か、床面積の規模、目指すZEBの区分などによって補助率は異なります。また、補助金の公募要領は年度ごとに決定されますので、最新の情報をご確認いただくことが大切です。まずはお気軽にご相談ください。補助金申請の可否やご利用時の注意点についても、併せてご案内いたします。
