2026.03.11
タイガー魔法瓶の主な業務内容は、真空断熱ボトル、ジャー炊飯器、電気ポット、ホットプレート、コーヒーメーカー、ミキサーなどを中心とした調理家電の製造販売です。 今回のAGV導入ラインでは、タイガー魔法瓶のフラグシップモデルである土鍋圧力IH式のジャー炊飯器を生産しています。従来の生産体制は作業台連結式の手渡しセルライン体制であり、年間5万台以上を生産しています。
企業理念「世界中に幸せな団らんを広める」実現には業界トップ獲得が必須です。生産部門としては、QCDS※を向上させる新奇技術の研究及び導入する活動を進めており、 その中で将来の労働力人口減少を考慮して自動化/省人化のためAGVの導入を検討しました。 そのため今回の取組みにおいては特にCost部分を重要視し、絶対目標として現行の生産体制から一人以上削減、また生産性10%以上の向上を掲げました。 また当然、その他QDSにおいても現状からの改善を併せて目指しました。
走路変更のために必要なテープの貼り替えが、ビニールテープで良いので、やはり光学式AGVというのは魅力の1つと感じています。 さらには、無線環境を構築することにより、タブレット端末による一括制御可視化が実現できたところも嬉しい点です。 また、AGV導入にあたっての支援をいただけたことが大きかったです。私たちだけではAGVを何台入れたらいいかわからない部分がありましたので、 必要台数のシミュレーションなど、アドバイスいただけたことはありがたかったです。
最終的にはAGVを8台導入し、目標に掲げていた、QCDS項目のCostのところである現行体制から一人以上削減、また、生産性10%以上の向上が達成できました。 さらには、Qでは供給過多/不足によるトラブル削除、Dでは生産可能台数アップによる納期対応能力向上、Sでは人による大型棚車運搬廃止による安全性向上と活動開始時の目標を大きく上回る成果が得られました。
今回の活動にて改善は進みましたが、右図の様にまだまだ人力に頼った生産工程が残っています。 今回のAGV導入は通過点であり、継続して工場を進化させていきます。具体的には、AGVを含む更なる自動化設備の導入及び連携化を考えています。 これらの実現に向けて、今回の様なボトムアップ型改善と共に、トップダウン型の改革も遂行していきます。 長期的には、AGV導入エリアの拡張や全自動化設備を一括管理するシステム構築といった構想も持っています。
工場の自動化において、“付加価値の無い作業”である運搬作業の削減が重要になります。 今回のAGV導入は生産現場中心でしたが、今後は新たなAGV導入による倉庫内パレット運搬の自動化も図っていきます。 また更に先として生産における管理事項を全て一括管理するシステム構築化を検討しています。 いわゆる“工場の『魅せる』化”を実現するソリューションの提案や導入に向けての実サポートをご協力いただきたいと思っています。
企業情報
お客様名称
タイガー魔法瓶株式会社 様
所在地
大阪府門真市
従業員
695名(2025年4月時点現在)
主な業務
真空断熱ボトル、及びジャー炊飯器、電気ケトル・電気ポット、コーヒーメーカー、ミキサーなど電気調理器具の製造販売を行う。
※ 本ページに記載の会社名および製品名は、各社の商号、商標、または登録商標です。
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