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HENNGE IdP for RICOHの活用シーン

活用シーン1. 不正アクセスのリスクを抑えたい

DX推進によって社内ファイルサーバーのクラウド移行やSaaS活用が進む一方で、不正アクセスによるデータ流出などの新たなリスクが顕在化しています。

実際に、「ファイルサーバーへの接続環境を、より安全かつスムーズに整えたい」「使用するSaaSの種類が増えてID・パスワード管理が追いつかない」といった声が聞かれるようになっています。

本記事では、実際の導入事例をモデルにした3つのユースケースを通して、クラウドサービス利用時に起こりがちな課題と、「HENNGE IdP for RICOH」による具体的な解決策を紹介します。

クラウド活用を進める中で、よくある課題の一例

  • 社外・外出先からの利用が増え、アクセス管理に不安が残る
  • VPN運用の負担は大きいが、クラウド移行には踏み切れない
  • 複数サービスのID・パスワード管理が煩雑になっている

ケース1. 【建設・卸売業】外出先からクラウドサービスを利用する場面

BeforeID・パスワード認証に依存した利用にリスクが残る

現場や営業先など、社外での活動が中心となる業界にとって、業務情報を扱うクラウドサービスは業務効率を支える重要な存在です。一方で、認証をIDとパスワードのみに依存していると、情報漏えいのリスクが高まります。IDとパスワードだけでログインできる環境は、私物端末からのアクセスも可能です。本人に悪意がなくても、会社が管理できない端末や環境から情報に触れてしまうことで、意図しない情報漏えいにつながる可能性もあります。

さらに、万が一IDとパスワードが外部に漏えいすると、第三者による不正アクセスを許してしまう恐れもあるため、クラウドサービスへのログイン認証を強化する必要がありました。

After許可された端末からのみ利用できる認証・アクセス環境を構築

こうした課題に対して、「HENNGE IdP for RICOH」を導入し、アクセス制御の仕組みを実装しました。導入したのは、ID・パスワードによる認証に加え、事前に会社が発行したデバイス証明書を用いて許可された端末からのみクラウドサービスへのアクセスを可能にする仕組みです。

この仕組みにより、万が一パスワードが流出した場合でも、第三者からのアクセスリスクを低減します。こうしたアクセス制御の実装は、2026年度から運用が開始される「サプライチェーンセキュリティ(SCS)評価制度」において、★3〜4相当の水準に位置づけられる対策です。これにより、グループ会社や取引先に対してもセキュリティ対策の状況を客観的に示すことが可能となりました。その結果、企業としての信頼性向上にもつながっています。

ケース2. 【製造業】社外から業務システムへアクセスする業務環境

BeforeVPNに依存した接続で、運用負担と不安が残る

従来、社外から社内の業務システムへアクセスするためにVPNを利用していましたが、脆弱性対応に伴うソフトウェア更新や製品サポート終了への対応など、IT担当者には継続的な管理負担が発生していました。

また、VPNを経由した通信は回線帯域の影響を受けやすく、社外からのアクセス速度が低下する場面も少なくありません。製造現場で図面データを確認する際など、業務に支障をきたすケースも見受けられました。

こうした状況から、オンプレミス環境からクラウドへの移行を検討する一方で、「VPNを使わずに、従来と同等以上のセキュリティをどのように確保するか」という点が大きな課題となっていました。利便性は向上させたいものの、セキュリティレベルを下げる選択はできず、移行に踏み切れない状態が続いていたのです。

AfterVPNに依存せず、アクセス制御を前提としたクラウド利用へ

このような状況を受け、「HENNGE IdP for RICOH」を導入し、アクセス制御を前提としたクラウド環境への移行を進めました。オンプレミスのファイルサーバーをクラウドストレージへ移行し、VPNを経由せずに業務データへアクセスできる構成へと刷新しています。

アクセス時には、ID・パスワードによる認証に加え、会社が許可した端末のみ利用できるアクセス制御を実装。これにより、VPNを廃止した後も社外からの不正アクセスリスクを抑えながら、クラウド利用を進められる環境を構築しました。

その結果、通信遅延によるストレスやVPN機器の運用負担が軽減されると同時に、取引先に対しても対策の状況を説明しやすくなります。

ケース3. 【不動産・サービス・製造業】複数のクラウドサービスを日常的に利用する環境

Beforeサービスごとに認証情報が分散し、管理負担とリスクが増大

業務で利用するクラウドサービスが増えるにつれ、サービスごとにIDやパスワードを個別に管理する必要が生じ、従業員・管理者双方に大きな負担がかかっていました。従業員側では複数のログイン情報を覚えきれず、パスワードの使い回しやメモへの書き残しといったセキュリティ上望ましくない運用が常態化。管理者側も「パスワードを忘れた」「ログインできない」といった従業員からの問い合わせ対応に追われ、業務が中断される場面が増えていました。

また、クラウドサービスの仕様上、個人のPCやスマートフォンからでもアクセス可能な状態が続いており、テレワーク時に私物端末へ業務データを保存してしまうなど、会社が把握・管理できない形で情報が扱われるリスクも課題となっていました。

After認証を一元化し、複数クラウドの利用を前提とした環境へ

これらの課題を解決すべく、「HENNGE IdP for RICOH」を導入し、複数のクラウドサービスの認証を一元化しました。シングルサインオン(SSO)により、一度のログインで業務に必要な各種SaaSを利用できる環境を構築しています。

これにより、従業員は複数のID・パスワードを管理する必要がなくなり、管理者側でもパスワード関連の問い合わせ対応の負担が大幅に軽減されました。同時に、アクセスポリシーを見直し、会社が許可していない端末からのアクセスを制限することで、私物端末を経由した情報持ち出しやマルウェア感染のリスク低減にもつながっています。

認証の一元化とアクセス制御を組み合わせることで、利便性を損なうことなく、組織全体のセキュリティレベル向上と運用効率の両立を図りました。

「HENNGE IdP for RICOH」が選ばれる4つの理由

1. 複数のクラウドを、迷わず使える認証環境

業務で利用する複数のクラウドサービスへのログインを、「HENNGE IdP for RICOH」に集約することで、従業員は一度のログインで必要なサービスへアクセスできるようになります。
これにより、複数のID・パスワードを覚える必要がなくなり、使い回しやメモへの書き残しといったセキュリティリスクを抑制した運用を実現。同時に、管理者側でもパスワード忘れに関する問い合わせ対応が減り、日常的な運用負担の軽減につながります。

2. 利用する端末や環境を踏まえたアクセス制御

ID・パスワードによる認証に加え、デバイス証明書や接続条件を組み合わせたアクセス制御を行うことで、「誰が・どの端末からアクセスしているか」を把握・制御できます。
これにより、万が一IDやパスワードが外部に漏えいした場合でも、会社が許可していない端末や環境からのアクセスを制御でき、第三者による不正アクセスのリスクを低減します。

3. VPNに依存しない、クラウド利用を前提とした構成

アクセス制御を前提とした設計により、VPNに依存しないクラウド利用環境の構築が可能になります。VPNの利用集中による通信遅延や、脆弱性対応・ソフトウェア更新といった運用負担を抑えながら、社外からでも業務システムを安全に利用できる環境を実現します。クラウド移行を進めながら、運用面とセキュリティのバランスを取りやすい点も特長です。

4. 導入から運用までを任せられる支援体制

リコージャパンの専任エンジニアが、初期構築から運用フェーズまでを継続的に支援します。設定変更やユーザー追加などの日常的な運用も任せられるため、専任のIT担当者がいない場合でも導入・運用が可能です。20IDからの少人数構成にも対応しており、窓口を一本化できる点も安心材料として評価されています。

「HENNGE IdP for RICOH」で、立ち止まらずに進められるクラウド利用へ

「HENNGE IdP for RICOH」は、クラウドサービスの利用が広がる中で求められる認証管理とアクセス制御をシンプルに実現します。

複数サービスの認証を統合し、利用端末や環境を踏まえた制御を行うことで、業務の利便性を損なわず、クラウドを継続的に活用できる基盤を提供します。

製品の詳細や導入に関するご相談については、こちらからお問い合わせください。

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