情報化社会の発展と共に、コンピュータウィルスや個人情報の漏えい、外部からの不正アクセスなど様々な脅威が我々の周りを取り囲んでいます。多様化する脅威に対し、お客様にとってセキュリティー対策の取り組みが、最も重要な課題のひとつとして取り上げられています。このようなセキュリティーの脅威は、パソコンやサーバー、ネットワークに限られた話ではありません。RICOH Meeting 360についてもIT機器のひとつとしてとらえ、適切な設定・運用をすることによりセキュリティーの脅威を軽減することが可能です。
RICOH Meeting 360をより安全にご利用いただくために、以下の対応を推奨いたします。
・ファイアウォールにより隔離されたネットワークに置くことで、インターネットからの不正アクセスを防止できます。
・PC端末の運用
①離席時のロック
PC/他モバイル端末でブラウザを開いて操作中のまま離席する場合は、PC/他モバイル端末をロックすることを推奨します。
②ブラウザ利用の分離 (ウェブログインしたまま同じブラウザで無関係なサイトを見ない)
PCのブラウザからwebログインして操作中に他のwebサイトを閲覧する場合は、確実に信頼できるサイトを除き、別のブラウザを使うことを推奨します。同じブラウザを使う場合は、他のサイトを閲覧する前にログアウトしてください。ウィンドウやタブを閉じるだけで済まさず、その前にログアウトする必要があります。
③ハイパーリンクへの注意 (信用できるリンクしか開かない)
PC/他モバイル端末でメールや掲示板カキコミにあるハイパーリンクを開く際は注意し、信用できるリンクしか開かないようにしてください。
④セキュリティー更新プログラムの適用
使用する端末のセキュリティー更新プログラムは速やかに適用してください。
⑤ブラウザのアップデート
使用するブラウザは最新のものに更新してお使いください。
・外部連携で設定した外部ストレージ(SharePointなど)のアクセス権を適切に設定してください。
種類 | 安全にお使いいただくために |
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設定および運用 | 管理者パスワードは第三者に推測されにくいものを設定してください。また適切にパスワード管理をお願いします。 |
設置環境 | 機密情報を取り扱う場合は、第三者が盗み見できない場所で利用してください。また不用意にRICOH Meeting 360 V1本体及び利用するPCなどを持ち運びされないよう対応してください。 |
運用 | RICOH Meeting 360 V1の更新ファームウェア及びRICOH Meeting 360 Apps の更新アプリ(セキュリティー対策向け)が提供された際は、速やかに更新をお願い致します。 |
運用 | RICOH Meeting 360 Add-on Serviceの会議記録に設定する追加編集者、参加者、欠席者、追加閲覧者は適切に設定してください。 |
運用 | RICOH Meeting 360 Add-on Serviceで指定する保存する場所(外部ストレージ)はお客様管理者がアクセス権を適切に設定可能な場所を設定してください。 |
運用 | 書き出しにより出力したCSVデータは第三者が盗み見できないよう管理してください。 |
運用 | RICOH Meeting 360 Add-on Serviceにご契約いただかなくても録画機能はご利用いただけますが、RICOH Meeting 360 Apps上でログインしていない場合、会議記録された録画データはお客様が利用するPCのローカルフォルダに保存されます。 ローカルフォルダを第三者に参照に盗み見されないよう以下の事項を守って利用してください。 ●お客様PCのWindowsアカウントの権限を適切に設定すること。 (RICOH Meeting 360 Add-on Serviceにご契約いただいている場合) ●RICOH Meeting 360 Apps上でログインしてから各機能をご利用ください。 ●未アップロードの会議記録がある場合は速やかにアップロードしてください。 |
運用 | RICOH Meeting 360 Appsのログイン情報は記憶することができ、Windowsのユーザーアカウントごとに保存されます。 そのため、以下の事項を守って利用してください。 ●Windowsのユーザーアカウントを個人ごとに切り替えてご利用ください。 ●Windowsのユーザーアカウントを共有する場合は、Appsを閉じる前にログアウトしてください。 |
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