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お客様導入事例 総社市消防本部 様 消防本部の通信指令室と現場の指揮隊をRICOH Collaboration Boardでつなぎ、双方からリアルタイムに情報を書き込み共有。より迅速かつ正確な情報連携が、災害対応の円滑なオペレーションを促進。

目次

  1. 概要
  2. 課題と効果
  3. 選定のポイント
  4. 導入の背景
  5. 導入の効果
  6. お客様プロフィールと導入ソリューション

概要

市民のために、被災者のために全力を尽くすという方針のもと、災害現場の最前線から日常の災害予防まで多様な活動に尽力されている総社市消防本部様。総社市消防本部様では、通信指令室と現場の指揮隊との情報共有をより早く正確に行い、一刻も早い消火・救助・救命活動につなげていくため、RICOH Collaboration Boardを活用されています。
総社市内の全ての119番通報を受け付ける通信指令室に、RICOH Collaboration Boardを設置。テンプレートや地図を表示し、通信指令室はRICOH Collaboration Boardから、現場の指揮隊はタブレットから随時情報を書き込み、無線に依存することなくリアルタイムに情報共有ができる仕組みを構築されています。
聞き間違いのリスクが軽減されたほか、無線のために作業を中断する場面が減少。通信指令室と現場が同じ画面を見て、同じ認識に基づいて連携できるようになったことで、迅速な活動が促進されています。
通信指令室・現場間の情報共有に電子黒板を使用している例はまだ少なく、総社市消防本部様のRICOH Collaboration Boardの活用は先進的な取り組みとして、他市の自治体等からも注目を集めています。

課題と効果

課題

  1. 通信指令室と現場の指揮隊との情報共有を強化したい。
  2. 現場と車両の位置関係など、無線で空間情報を共有するのは難しい。
  3. 無線対応により、作業が中断される。

効果

  1. 通信指令室と現場の双方から書き込むことで、より迅速で正確な情報共有が可能。
  2. 口頭では説明しにくい位置関係も、テンプレートや地図に書き込んで共有。
  3. 無線を送る・受ける・メモをとる負荷が軽減。

選定のポイント

  • ・

    通信指令室と現場の双方から同じ画面に同時に書き込める。

  • ・

    セキュリティに配慮した設計となっている。

  • ・

    コストパフォーマンスが良い。

導入の背景

市民のために、被災者のために、従来の消防の領域を超えて多様な活動に尽力しています。

総社市消防本部様は、市民のために全力を尽くすという方針のもと、従来の消防の領域を超えて多様な活動に尽力されています。人命救助への思いと活動概要について、警防課課長補佐消防司令林田様にお話を伺いました。

総社市消防本部 警防課
課長補佐
消防司令
林田 章宏 様

「消防の仕事は、火災、救急、救助、予防と多岐に渡ります。それぞれの業務の専門家を育成することも大切ですが、当本部では、限られた人員で幅広い業務に対応するために、一人ひとりが多様なスキルを身に付け対応力を広げていくことを大切にしています。そして、市民のために、被災者のために、自分ができることを自主的に考え機動力を持って実現していく風土が、総社市消防本部には根付いていると思います。」

総社市消防本部様のそうした風土は、市内外の様々な現場に広がっています。

「消防というと、災害発生直後に活動するイメージが強いと思いますが、私たちの活動は人命救助のフェーズが落ち着いた後も続きます。被災した建物の屋根に登り高所で作業をする、歪んだドアを切り家財を取り出す、あるいは避難所運営の支援をするなど、従来の消防の活動を超えた先にも、私たちが培ってきた経験や専門性を活かせる場がたくさんあるからです。
こうした活動を、総社市内だけではなく、大規模災害時には市外、県外でも行っています。」

通信指令室と現場の双方から書き込んで情報共有ができるRICOH Collaboration Boardに、無線にはない利点を感じました。

RICOH Collaboration Boardを導入した背景には、災害への対応力をさらに強化したいという思いがあったそうです。

「災害対応において、即時の情報共有は不可欠です。ですから、119番通報を受け付ける通信指令室と現場の指揮隊は、通報を受けた直後から何度もやり取りをしています。例えば、家族は何人いて所在は確認できているのか、建物崩落の危険はないか、増強部隊は必要かといった多岐にわたる情報を、これまでは無線で連絡していました。無線は便利である一方、現場の騒音で声が聞き取りにくかったり、作業を中断して無線に対応しなければならない場合もあります。そこで、口頭ではなく、文字でリアルタイムに情報共有を行う方法として、RICOH Collaboration Boardに興味を持ちました。」

RICOH Collaboration Boardを採用した決め手を教えてください。

「決め手となったのは、クラウドホワイトボード*を利用して通信指令室と現場の双方から同じ画面に同時に書き込める点です。無線を送る・受ける・メモをとる、という一連の作業をしなくても、双方から情報更新ができ、いつでも画面上で最新情報を確認できるところに魅力を感じました。
さらに、消防本部用にシステムをカスタマイズする場合に比べると費用が抑えられることや、セキュリティ面に配慮した設計であることが決め手となって、採用を決定しました。」

  • *
    RICOH Collaboration Board Cloud

導入の効果

通信指令室にRICOH Collaboration Boardを設置。通信指令室と現場の指揮隊とのリアルタイムな情報共有に活用しています。

総社市内の全ての119番通報を受け付ける通信指令室に、RICOH Collaboration Boardを設置。通信指令室と現場間の情報共有を行うツールとして活用されています。具体的な活用方法について、引き続き林田様に伺いました。
「119番通報を受けた後、すぐに情報共有を開始できるように、共有事項を記載したテンプレートを用意しています。
テンプレートは火災用、地震用など災害別に作成しており、通報内容に応じて適切なものを通信指令室が表示。通信指令室はRICOH Collaboration Boardから、現場の指揮隊はタブレットから、随時情報を書き込んでいきます。
また、あらかじめ用意したテンプレート以外にも状況に応じて画面を追加し、地図などを表示しています。」

現場の場所、要救助者の有無など共有事項を記載したテンプレート
(※ 画像はサンプルです。実際の事案ではありません)

Google マップ™のGoogle ストリートビュー™も表示

RICOH Collaboration Boardの導入により、災害時の情報共有はどのように変わったのでしょうか。通信指令室、現場の指揮隊、それぞれの視点からお話を伺いました。

[通信指令室]
情報共有のスピードも精度も向上しています。

総社市消防本部 警防課 主任 消防司令補 上野 秀二 様

「大きく変わったのは、現場と車両の位置関係や放水位置といった空間情報の共有が非常にスムーズになったことです。無線の声だけでこうした情報を正確に理解するのは難しく、どうしても想像に委ねられる部分があります。その点、現在は、RICOH Collaboration Boardに地図を表示し、そこに現場側から書き込んでもらうことで、より早く正確に状況を把握できるようになりました。
双方で書き込んだ画面をそのまま保存し、振り返りの資料としても活用しています。手書きのメモを改めて転記する必要がないので、資料作成にかかる負荷も軽減されています。」

地図上に車両や現場の位置関係などを書き込んで共有。
消防車等のイラストは、あらかじめスタンプとして登録しておくことで、現場でも簡単に表示が可能。

[指揮隊]
通信指令室と現場が同じ画面を見て、同一の認識に基づいて連携できる効果は大きいです。

総社市消防本部 消防署 副署長 消防司令長 岡田 功 様
主幹 消防司令 浅沼 宏 様

「現場ではいろいろな活動が同時進行しており、指揮を執る私たちが情報共有に割ける時間も限られています。情報は通信指令室からの無線だけではなく、他の隊員からも随時入ってきますし、周囲の騒音で無線が聞き取りにくい場合もあります。こうした現場において、無線に依存しなくても、通信指令室とリアルタイムに文字等で情報共有ができるのは助かります。聞き直す、繰り返し説明する、口頭で聞いた内容をメモすることが少なくなり、現場の負荷は軽減されていると感じます。
迅速な活動を実現していく上で、通信指令室と現場が同じ画面を見て、同一の認識に基づいて連携していける効果は、とても大きいと思います。」

現場の指揮隊はタブレットから書き込んで情報更新。情報が可視化されたことで通信指令室との連携がよりスムーズに。

総社市消防本部様では、通信指令室・現場間の情報共有以外でも、RICOH Collaboration Boardを活用されています。

「災害が発生していない時は、インターネット上の気象情報やダムの放流情報、河川の水位情報等を表示し、起こり得る災害に備えています。
それから、もう1台、会議室にもRICOH Collaboration Boardを設置しています。こちらは大規模災害発生時に、市役所等との情報共有を想定し導入しました。平時は消防本部内の打ち合わせや、振り返りに活用しています。」

RICOH Collaboration Boardが情報集約の拠点に。
隊員の情報共有への意識も高まっています。

導入の効果について、林田課長補佐に伺いました。

「一番の効果は、RICOH Collaboration Boardという情報集約の拠点ができたことです。情報を集める場所・確認する場所が明確になったことで、隊員たちの情報共有に対する意識が高まったと感じています。
隊員たちの話にあった通り、文字でも地図でも目で情報を確認できる価値は非常に大きいです。可視化されたリアルタイムな情報をもとに、お互いをフォローし、密に連携しながらより迅速な活動へとつなげられる体制を構築できました。」

通信指令室・現場間の情報共有に電子黒板を取り入れている消防本部は、まだ多くありません。先進的な取り組みとして、他市の自治体が視察に訪れることもあるそうです。

「災害対応では、いかに先読みできるかが肝心です。そして、気候変動の影響など、災害自体が変わっていく昨今、災害対応も従来と同じ考え方、取り組みでは不十分です。新しいものも柔軟に取り入れながら、常に強化していく必要があります。こうした考えのもと取り組んだのが、今回のRICOH Collaboration Boardの活用です。
災害対応におけるDXはますます本格化していくと思います。総社市消防本部としても引き続き未来を見据え、RICOH Collaboration Boardをさらに活用していきたいと思っています。」

お客様写真
総社市消防本部・消防署の皆様

お客様プロフィールと導入ソリューション

企業情報

お客様名称

総社市消防本部 様

URL 総社市消防本部
所在地 岡山県総社市小寺377番地
活動概要 総社市全体の消防行政を統括。市民のために全力を尽くすという総社市の方針のもと、従来の消防の領域を超えて、多様な活動に尽力。災害への対応力を高めるため、RICOH Collaboration Boardの活用のほか、先進的な取り組みを積極的に展開。
職員数 約122名(2026年4月現在)

導入製品

  • ※
    本ページに掲載されている情報は、2026年8月現在のものです。
  • ※
    RICOH Collaboration Boardに投影されている帳票はサンプルであり、実際の事案ではありません。

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