タッチパネル型デジタルサイネージとは、ディスプレイに情報を表示するだけでなく、画面をタッチして選択することで、ユーザーが自由に取得したい情報にアクセスできるものです。
最近では、スマートフォンなどでユーザーが気軽にタッチして情報を自ら取得していくことに慣れているため、タッチパネル型デジタルサイネージも、違和感なく利用されています。
主に商業施設や観光施設、交通機関の案内板のほか、オフィスのバックヤードや工場などでも導入されています
タッチパネル型デジタルサイネージは、タッチパネル向けコンテンツ配信用のSTB(セットトップボックス)とタッチパネル式ディスプレイ、タッチパネル向けコンテンツ機能オプション費用により、実現できます。
【参考】
タッチパネル型デジタルサイネージは、さまざまな目的で活用されています。その主な目的をご紹介します。
購買促進
店舗や商業施設などに設置することで、画面をタッチして、商品について詳しく知りたい、店員に話しかけられたくないなどの顧客のニーズに対応することができます。そのため、購買を促すことにつながります。
施設案内
施設の案内板をタッチサイネージにすることで、顧客が目的の場所をタッチで探せるようになります。
【参考】
外国語対応
マーケティング活用
タッチ履歴をデータとして取得し、ユーザーの興味が強い商品やキャンペーン情報などを分析するなど、マーケティング活用も可能です。
バックヤード・工場での従業員教育
タッチパネル型デジタルサイネージは、具体的にどのような場所で活用されているのか、実際の事例をもとに3つご紹介します。
ショッピングセンターでの店舗案内
あるショッピングセンターでは、1階入口のタッチパネル型のデジタルサイネージを設置し、フロア案内や店舗情報がタッチ操作で確認できるようにしました。
高齢者や外国人が多く来館することから、より分かりやすく情報提供する必要があり、デジタルサイネージ利用によってビジュアルでわかりやすく伝えることができています。また車椅子の方や子どもでもタッチ操作ができるよう、低い位置からでも見えて、手が届くように設置して利用を促しました。
地方空港での観光案内
ある地方空港では、タッチパネル式ディスプレイのデジタルサイネージを設置し、5カ国語対応で表記して、外国人のお客様もタッチで観光情報を検索できるようにしました。
通常は、イベントやネットショップ情報を配信しており、飛行機の到着時には、言語選択画面を表示し、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語の中から、お客様が画面をタッチして言語を選び、情報を閲覧できるようにしています。各言語の文字情報に加えてQRコードも表示され、携帯電話等で読み込むことで、詳細情報へ簡単にアクセスできるようにもしました。
米菓の製造・販売メーカーでの工場見学
ある米菓の製造・販売メーカーの見学用の工場では、誰もが楽しめる「観光工場」を目指し、見学工程の多言語対応と工場見学の満足度向上を図るため、タッチパネル型のデジタルサイネージを導入し、工場の生産工程をわかりやすく披露しています。
工場見学が終わった後の利用を促すために、カフェコーナーに設置。見学後でも振り返りたい生産工程を見学者が自由に選んで再生できるようにしました。各生産工程の360度の臨場感あふれる写真や映像の表示のほか、画面タッチによる言語選択で、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の5言語で生産工程を説明できるようにしました。
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などを
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