ビジネス成長を促進するオフィスコンセプトの考え方とは?オフィスコンセプトが企業文化に与える影響

オフィス移転やリニューアルの際には、オフィスコンセプトを策定するのが一般的です。しかし、はじめての場合、オフィスコンセプトを策定するべきか迷うこともあるのではないでしょうか。またオフィスコンセプトを策定する方法も気になるかもしれません。
そこで今回は、オフィスコンセプトの概要からオフィスコンセプトのメリット、策定するポイントまでご紹介します。

オフィスコンセプトとは?

オフィスコンセプトとは、オフィスの移転やリニューアル、改装など、オフィスを刷新する際に定める、目的を叶えるための指針のようなものを指します。

例えば、「従業員のコミュニケーションが活性化するオフィス」や「多様な働き方を実現するスマートオフィス*」など、目的を達成した結果、得られるメリットや、ベネフィットなどを含むイメージがコンセプトに該当します。

  • *
    スマートオフィス:IoTやAIを導入したオフィスのこと。

オフィスコンセプト策定の目的

オフィスコンセプトを策定する目的は、企業理念や経営課題に基づいて、従業員に理想的な働き方をしてもらい、希望の人材になってもらいたいという希望を叶えるためです。

オフィスコンセプトを策定して社内や設計パートナーに共有し、共通認識を持つことでそのコンセプトが浸透していきます。

もしオフィスコンセプトを決めずに移転やリニューアルのオフィス設計を行ってしまうと、単なるおしゃれなデザインのオフィスや、最新機器や設備を備えた場所にとどまってしまいます。

オフィス刷新は企業理念や経営課題実現・解決するものであることから、それをオフィスコンセプトとして落とし込むことで理想のオフィスに近づけるでしょう。

オフィスコンセプトを策定するメリット

オフィスコンセプトを策定するメリットをご紹介します。

オフィス移転などの目的が達成しやすい

オフィスコンセプトを明確にしていると、オフィス移転やリニューアルの目的として掲げた事柄が達成しやすくなります。例えば、「多様な働き方を推進して生産性を上げることで利益を向上させる」という目的であった場合に、「多様な働き方を実現するスマートオフィス」というコンセプトを掲げることで、ただのスマートオフィスの推進にならないなど、ブレのない一貫した取り組みが可能になります。

社内や社外専門業者との共通言語になる

オフィス移転やリニューアルの際には、従業員や社外専門業者などチームでプロジェクトを進めていくのが一般的です。

チーム内でただ「フリーアドレスにしましょう」と共有するよりも「従業員の満足度を高める働き方を推進して生産性向上につなげるためのフリーアドレス」というコンセプトを共有するほうが、目的やコンセプトがチーム内で薄れにくくなり、レイアウト設計やゾーニングなどの取り決めの際にも重要な共通言語となり得ます。

働きやすいオフィスの実現

企業の利益や成長、従業員の活躍推進などがベースとなるコンセプトを持つオフィスは、従業員満足度を上げ、働きやすいオフィスにもつながります。

企業のブランド戦略の強化

コンセプトはそれ自体が対外的なアピールにもなります。「この企業はこのような素晴らしい取り組みを行っているのか」とオフィス刷新の背景が伝わり、良いイメージを持ってもらえます。その結果、企業のブランド戦略が強化できるでしょう。

オフィスコンセプトの策定ポイント

有意義なオフィス刷新を進めるための、オフィスコンセプトの策定のポイントをご紹介します。

オフィス移転などの目的を明確にする

まずは目的を明確にすることをおすすめします。現状把握のために社内アンケートやヒアリング、人材データの確認などを行い調査し、課題を洗い出します。抽出した課題へ一つ一つ解決策を考案し、オフィス刷新の内容に反映していきます。

企業理念やブランド価値を取り入れる

コンセプトは目的に基づき、企業理念やブランド価値を取り入れることで、より自社にとって魅力的でリアルなものになります。新たなオフィスの意義がより明確になるでしょう。

コンセプトカラーを決める

コンセプトは抽象的な概念であるため、あらかじめイメージを描くことも効果的です。例えばデザインのカラーを決めるのも良いでしょう。その際、コーポレートカラーを取り入れるとより自社らしくなります。

まとめ

オフィスコンセプトは、策定することでオフィスを刷新する際の目的が達成しやすくなります。従業員に浸透させることで、刷新後にもよりコンセプトが体現されやすくなるでしょう。

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